店舗のソファーや椅子の座面の素材が布製の場合、どう掃除すれば良いのか悩んだことはないでしょうか。
脱着式の布製カバーであれば、取り外して洗濯が可能ですが、座面や背面が縫製されているソファーや椅子などは洗濯が出来ません。
そっ、店のソファーや椅子の臭いとか、汚れが取れなくて困ってるわけさ(汗)
何か良い清掃方法があれば教えてもらいたいもんだよね
実は非常に簡単な清掃方法がありますよ!
今回は布製のソファーや椅子の清掃に役立つノウハウをご紹介します!
ということで今回は、布製ソファーや椅子の簡単かつリーズナブルな清掃方法をご紹介していきます。
布製ソファーや椅子の清掃に
必要なアイテムは5点
- 重曹
- 霧吹き
- 掃除機
- 食器用中性洗剤
- 雑巾
『たったこれだけ?』、『なぜ重曹を使うのか?』と思われるかもしれませんので簡単に捕捉説明を入れておきます。
重曹ですが、粉状の場合はとくにアルカリ性も酸性もありませんが水に溶かすと「アルカリ性」を示します。
そして、布製ソファーの汚れの大半は皮脂や油汚れなどで、こちらは酸性です。
そのため、このアルカリ性の重曹と酸性の皮脂汚れなどが化学反応を起こし臭いや汚れが中和・分解され浮き出し落ちやすくなるという原理なのです。
何よりもこの重曹は100円ショップなどで簡単に購入できる非常にリーズナブルンな清掃アイテムなので外注せずに経費を抑えることが出来る非常に優秀なアイテムなのです。
布製のソファーや椅子を重曹で清掃する手順
布製のソファーや椅子の場合、座面と背面の隙間に近い目地にゴミが溜まりやすく、さらに目地事態が臭いや湿気を吸収します。
そのため前述した通り布製ソファーや椅子の清掃には重曹が向いています。
その理由がゴミや埃だけでなく、いやな皮脂の臭いや湿気なども一緒に吸収してくれるからです。
その1:布製ソファーや椅子の掃除機がけ
一日数十から数百名のお客様を相手に商売をしている店舗では、布製ソファーや椅子には髪の毛、ゴミや埃が多く溜まっています。
まずは、おおまかなゴミなどを掃除機で綺麗に取り除いてあげましょう。特にソファーの隙間などを中心に掃除機をかけていきましょう。
そして、掃除機のヘッドを外し、備え付けのブラシにて掃除してあげることもポイントの一つです。
理由は、ヘッドを付けたままの掃除機掛けは、布製ソファー生地を傷める原因になったり、隙間のゴミや埃を上手に取ることが出来ないからです。
その2:コロコロなどの粘着シートで布製ソファーや椅子を清掃
皮脂が付いている髪の毛やゴミは、掃除機掛けだけでは布製ソファーや椅子から取れない可能性が高いです。
そこで、コロコロなどの粘着シートを使用し絡みついた髪の毛などを取り除いていきましょう。
その3:布製ソファーに重曹を散布し一晩放置
布製ソファーを掃除機と粘着シートである程度清掃にしたら、重曹をソファー全体に撒いていきましょう。
その後、ソファーや椅子の座面や背面全体に手を使い、まんべんなく広げていきます。その後一晩放置します。
店内が完全に乾燥し座面に湿気が少ない場合は、少しだけ霧吹きで水を散布し、重曹をアルカリ性に変化させます。
アルカリ性に変化させることで、酸性汚れや臭い(料理の臭い、汗や体臭など)を吸着してくれます。
※ほとんどの店舗では、霧吹きは必要ないと思いますが念のためご紹介しています。
ちなみにこの重曹ですが、人体やペットに優しいものですので、安心してご利用いただけます。
その4:布製ソファーに撒いた重曹を掃除機でしっかりと吸い取る
あとは椅子やソファーに馴染ませた重曹を掃除機で吸い取るだけです。
これだけで布製ソファーや椅子に染み込んだ嫌な臭いや湿気が取れているはずです。
もしも臭いが気になるようでしたら、1~2回試していただくと体臭などの気になる臭いが無くなります。
布製のソファーや椅子の油、
ワインのシミや口紅などの清掃方法
食べこぼし、ワインやコーヒーのシミなどがある場合は、食器用中性洗剤を上手に活用します。
ここで相方として必要なものは雑巾です。
やり方は至ってシンプルです。
STEP①:食器用の中性洗剤を薄めたお湯に雑巾をひたし強めに絞る
STEP②:その雑巾でシミをポンポンと叩いていく
※シミが無くなるまでSTEP①とSTEP②を繰り返し行う
STEP③:シミの中心に向けて汚れを集めるようにやさしく拭く
STEP④:濡らしたタオルで水拭きしていく
STEP⑤:自然乾燥、もしくはドライヤーなどで乾かす
STEP⑥:最後に風合いを損なわないためにブラッシングで完了
ちなみに、口紅やインクのシミについては以下の材料を使用し、歯ブラシなどで優しくトントンと押し広げて薄くしていきます。
併せて、濡れ雑巾での拭き取りを繰り返すことで汚れを目立たなくすることが出来ます。
口 紅 オイル入りのクレンジング剤
インク 消毒用のアルコールやベンジン
但し、ソファーや椅子の目立たない箇所で一度変色や色落ちが無いかを試してから実施してください。
まとめ
~布製ソファーや椅子の清掃にお困りなら【重曹がおすすめ】~
席数の多いお店の場合、清掃が面倒になりこういった清掃業務は後回しになりがちです。
そこで毎日のルーティン作業にこのソファーや椅子の清掃業務も組み込み、日々数脚・数箇所ずつ清掃していくことを習慣化してみてください。
特に夏場などは体臭や汗臭などがシートに付着しやすくなるため気を付けて清掃をしていきたいところです。
まずはお客さまのために少しずつでも良いので清掃の癖付けをして頂ければと思います。
今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。
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