そろそろライチの収穫時期を迎えるベトナム北部。
ベトナム駐在時代の楽しみの一つがこのライチでした。
日本でも九州宮崎産や台湾から空輸したものをフレッシュで購入は可能ですが、残念ながら私にはハードルが高すぎる、、、。
もちろん冷凍ものも流通していますので、そちらも購入出来ます。が、初めてフレッシュのライチを口にしてからというもの、その甘みと香りにやられてしまった私はこの時期のハノイ出張を外せなくなりました（笑）
季節的には、雨期であり、蒸し暑い日々が続きますので、決して過ごし易い気候ではありません。
しかしながら、ライチのために出張の予定を組まなければなりません。
（※もちろん仕事がメインですので悪しからず）
ベトナムで果物といえば、ベトナム南部のものかベトナム中部のものがマーケットではメインではありますが、ライチはベトナム北部のくだものなのです。
産地として有名なのは、ハイズオン省とバックザン省です。
ハイズオン省で美味しいライチの産地がタインハーで、バックザン省ではルックガンです。（もちろん、ほかの産地も美味しいことに変わりはありませんが）
そして、ここが問題なのですが、ライチの収穫時期は非常に短いということ。
毎年、5月中旬から下旬にかけてシーズンが始ます。
但し、7月初旬から中旬には出荷は終わります。
そのため、スーパーやマーケットでもほとんど見かけることがなくなります。
たったの１ヶ月半のみ、、、、
それと新鮮なライチは、是非マーケットにて購入してください。
値段の相場は、1kgだいたい30,000VND～45,000VNDです。初めは価格が高く、その後値段が安定してくるので、旬を抑えて賢く購入されることをお勧めします。
最後に、ライチは冷蔵庫で冷やすことで、より一層美味しく食べることが出来ます。ライチが凍らないギリギリの温度で保存しておけば、意外と日持ちしますので、是非楽しんでみてください。