ライドシェアのGo JekとMVLがベトナム市場へ新規参入を計画!!

ベトナムでのライドシェア事業がさらに活況に。

先日お伝えしたGrabのライドシャア事業の規制による消費者への影響が軽減される可能性が高くなりました。

現在、シンガポールに拠点を置くMVLとインドネシア発のGo-Jekがベトナムへの進出を画策しているようです。

ベトナムでのライドシェア事業といえば、今年に入りGrabがUberを買収したことが大きなニュースとなりました。実は現地企業も彼らに追随して、Vato、Mai Linh BikeまたはThanh Cong Carなど、独自のアプリを開発し、ライドシェア事業を展開していました。しかしながら、GrabによるUberの買収の後、彼らが市場を独占していると大きな不満を持っていたようです。

そんな中、先日「ベトナム『Grab』頑張ってくれぇ~」でもお伝えしましたが、ベトナム国におけるライドシェア事業の規制へと発展する可能性が非常に高くなってきたところへ、外資2社の参入の可能性が現実味を帯びてきているようです。我々消費者にとっては少しだけ希望の光が見えてきたように思います。

ところで、MVLは、本年の5月初旬にホーチミン市に現地法人を設立したようです。MVLといえば、アプリにブロックチェーンエコシステムを採用しているため、ドライバーから都度手数料を徴収するのではなく、このアプリのシステムを維持するための非常に僅かな手数料を支払うだけで、ライドシェアの事業主になることが可能です。

一方のGo-Jekは、Go-Vietというブランドで広告を打ち出し、『一日最低350千ドンを稼げるアプリ』と謳っているようですが、アプリのローンチ等が未だになされていないため、ベトナムの事業者の間では本格的な進出を疑問視する声が上がっているようです。

タクシー業者の間では、ライドシェア事業は不公平だと騒がれているようですが、ベトナム政府機関の対応が非常に遅いため、そこに不満を漏らすタクシー企業が多いようですが、ベトナム4県で事業を展開する友人のタクシー会社のオーナーはさほど影響を受けていないようですので、エリアによってもその格差や影響に違いがあるようです。

しかしながら、我々消費者にとって、ライドシェアは重要な交通手段の一つであることに間違いはないため、是非各社には頑張って頂ければと考えています。

 

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