ベトナムで最高に繁盛している激アツ【美容院】を発見!!

飲食店健全化プロジェクトの『 飲食店経営ノウハウ』でも繁盛店になるためのヒントに少し触れていますが、

今回はベトナムで朝からド満席で大繁盛している【美容院】をご紹介したいと思います

とにかくこの美容院のメチャクチャ面白いところは、
【ターゲットを絞りまくっていること】です

お恥ずかしながら、日本国内では飲食業界以外には目もくれず仕事をしているため、もちろん美容院などには全く無頓着で、私が知っている美容院と言えばQBハウス、ヘアメイクアースやアッシュなど。町や駅などでよく目にする美容院のチェーン店のみですので、業界の方からは鼻で笑われるでしょうね。。。
しかしながら、今回のベトナム視察でひと際気になった美容院がこちら↓↓↓

Liem Barbar Shop
ベトナムのハノイにある美容院で、ローカルの方々のバイクが行きかう裏通りに位置する店舗。恐らくこの美容院の読み方は『リエム・バーバー・ショップ』で、少し調べてみたところ、ベトナム国内のホーチミン、ハノイ、ビンズオン、ビエン・ホアなどで、既に29店の美容院を展開中。

 

入口のイメージはこのような感じです。 とにかく一般人の私には非常に入りづらい(笑)

ところでこの美容院の何が凄いかというと、美容院に来店されているお客さんのほぼ100%がマフィア、ギャングスタ―やラッパーのような雰囲気で、それ以外のカテゴリーの方を探すことが困難なほど。しかも常に満席ウェイティング状態。
なによりも私と行動を共にしていた現地ハノイのパートナーも『この美容院は、はじめて知った!!、こんなに繁盛している美容院がこんなところにあるとは!』と、舌を巻くほどマイナーな存在。こんなファンキーなの美容院にも関わらず、その手の方々には超有名店だという、マーケティングによる圧倒的な集客力には驚かされました。

 

ちなみに店内を覗こうとすると、美容院の店内で仕事をしていた店員さんが店内から『ギロリ』とこちらに睨みを利かせて待ち構えていたため、そそくさと退散をしました。

 

 

 

ちなみに、
朝の11:00にバイクで通過した際に、すでに満席
さらに、夜18:00に通過した際も普通に満席

やはりこの美容院のターゲティングがしっかりと狭められていること、それに合わせた美容院のコンセプト作りが秀逸なこと、例えば『店名ロゴ』、『入口ファサード』、『内装デザイン』、『従業員の髪型、雰囲気』などのディテールに至るまで作りこまれていること、そしてそのコンセプトに合った正しい立地の選定などがしっかりと統一されており、まさに模範となる繁盛店づくりが出来ている店舗だからこそ、ここまで繁盛しているのだと感じました。

ベトナムでは、深刻な社会問題の一つに【急速な高齢化】があり、その原因の一つであった『ふたりっ子政策』を数年前に止めています。そのおかげで、徐々にではありますが、人口も増加傾向にあり、今後はベトナム現地の方々に向けたビジネスがさらに面白くなってくるマーケットだと感じた市場調査となりました。

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