店舗の内装をリフォームする場合の考え方【事例イメージあり】

店舗の内装リフォームはどこから手を付けるべきか

店舗の内装リフォームは、目的別に作業を分けることをお勧めします。

例えば、集客力を高めたいのであれば、店舗の入り口周りのリフォームを検討してみましょう。

また居住性を高め、居心地を良くしたいのであれば、テーブルレイアウトの見直し、座面の素材の変更、または個室周りの雰囲気を変えることを検討してみてはいかがでしょうか。

入店時のワクワク感を高め、お客様の期待値を高めたいのであれば、店舗の入り口付近のイメージを変えるリフォーム工事もおすすめです。

こちらでは目的別にどのような作業をすべきかを事例と共に解説していきます。

店舗内装①：看板のリフォームで集客力をアップ

集客力を上げることがリフォームの目的の場合、ファサードや看板を見直したいところです。

この場合、消費者の購買心理を理解度を高める上で、AIDMA理論プラス2Sの考え方を活用されると良いでしょうか。その上で、看板や入口周辺のリフォームを検討されるとより高い効果が得られます。

　店舗の看板に関しての記事はこちら

 

店舗内装②：業態コンセプト変更時のリフォームで客層の幅を広げる

店舗の業態コンセプトの変更がリフォームの目的でしたら、内装のイメージはガラッと変えるべきです。

理由は、以前の悪い内装イメージがお客様に残っているとリニューアル後も集客に苦しむ可能性が高いからです。

しかしながら、そこまで内装工事に費用を掛けられない場合は、DIYにて対応しましょう。

こちらのクライアント先の場合、店舗面積が広く、単一業態での集客が難しいというご判断で一部のスペースを別業態用に内装をリフォームしました。

　店舗のリフォーム前とリフォーム後の内装イメージ

　リフォーム前の内装イメージ

 

店舗内装③：入り口の内装リフォームで入店時の期待値を高める

店舗の期待値を高めワクワクさせたいとお考えでしたら、入口周りの内装リフォームがお勧めです。

お客様がご来店されて一番最初に目にされるのは看板や入口周り、次に店舗内のエントランス付近です。

特に高単価の店舗であれば、ここでお客様がワクワクしてもらえるような仕掛けがあると、気持ちが高揚し、期待値も益々上がります。

お食事をされて満足度が高ければ、確実にリピーターとなり、SNS、友人、知人や家族への口コミで良い評判が伝染していくでしょう。

　店舗入り口のリフォーム前とリフォーム後の内装イメージ

　リフォーム前の入り口内装イメージ

店舗内装④：個室の塗替えで居住性を高める

こちらは単価5,000円以上の個室居酒屋のリフォームをサポートした際の事例です。経年劣化で店舗の内装が少しずつくたびれていたため、コストを掛けずに居住性を高める提案をした際のものです。

　店舗個室の塗装前と塗装後の内装イメージ

　塗装前の店舗個室の内装イメージ

まとめ
~店舗の内装をリフォームする場合の考え方~

店舗の内装リフォームの場合、目的別に費用を配分してみましょう。

費用対効果を考え、どこから先に手を付けるべきかを検討すべきだと考えます。

その上で出来ることはDIYに対応すれば、内装工事の費用は大幅に費用は抑えられます。

ある程度、集客力のある店舗であれば、居住性を高めるリフォームを実施し、既存のお客様の満足度を高めると良いかもしれません。

客数の減少に悩まれている場合は、店舗メニューの見直しと、看板などの入り口まわりのリフォームにコストを掛けると良いでしょう。

それぞれの目的に応じて費用を掛け、無駄のないリフォーム工事を進めてくださればと思います。