料理撮影を外注する場合の2つのポイント【飲食店メニュー用】

メニュー用の料理撮影を外注する場合に抑えておくべきポイント2点を解説

この記事は3分で読めます。

震災など突発的な問題が発生し、急激に売上が低下したため、急遽新商品を投入しなければならなくなった方へ、撮影を外注した場合のメリットや留意点など、抑えておくべきポイントを解説します。

メニュー用の料理撮影を外注する場合のメリットを解説

まずはプロのカメラマンへ飲食店の料理撮影を外注するメリットをご紹介します。

飲食店の料理撮影を外注する場合のメリットは3点

  • メリット①:メニュー用の料理撮影に慣れている
  • メリット②:飲食店の料理を美味しそうに撮影してくれる
  • メリット③:解像度の高い料理画像データを用意してくれる

メリット①:メニュー用の料理撮影に慣れている

プロのカメラマンであれば、飲食店の料理撮影用の機材の準備はもちろんのこと、料理に関する撮影の段取りなどをレジュメに添い、手際よく進めてくれます。被写体の角度や大きさなど、使用目的に合わせて料理を撮影をしてくれるため短時間にて撮影を終了することが可能です。そのため、依頼者側がすることはカメラマンの指示に従い、実際の料理を段取り良く準備することのみで済みます。

撮影風景01

メリット②:飲食店の料理を美味しそうに撮影してくれる

シズル感のある美味しそうな料理を撮影してくれます。例えば、味噌汁やスープの料理撮影であれば、塩分濃度を高め、具材が表面に浮くように指示を出してくれるはずです。焼き物のグリルステーキなどは、表面にサラダオイルを塗布し、照りを出すことでジューシーな見た目を演出するなど、撮影に関するテクニックを駆使し、美味しそうに料理自体を撮影してくれます。

バジルチキンサンド

メリット③:解像度の高い料理画像データを用意してくれる

基本的にはデジタル一眼レフカメラにて撮影をしてくれます。解像度の高い料理画像データを用意してくれるためポスターなど、飲食店のPOPに使用する場合には最適な画像となります。滑らかな仕上がりの画像になるため集客力を高めるためには非常に効果的だと言えます。

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メニュー用の料理撮影を外注する場合のデメリットや留意点を解説

逆にカメラマンへ料理の撮影を外注する場合のデメリットや留意点をご紹介します。

飲食店の料理撮影を外注する場合のデメリットや留意点は3点

  • デメリット①:カメラマンへ支払う外注費用が高いこと
  • デメリット②:外注カメラマンの技術や経験値で品質が大きく左右されること
  • デメリット③:外注カメラマンのスケジュールに合わせなければならないこと

デメリット①:カメラマンへ支払う外注費用が高いこと

撮影する料理の品数であったり、撮影カット数、カメラマンの拘束時間、シーン数(集合写真や単品写真など)、そして加工の有無(修正や背景加工の有無)により外注費の価格は大きく変動します。

例えば、カメラマンを外注をする場合のコストを4社で比較してみました。

A社 2時間 外注費:30,000円 5~15カット 補正無し(別途実費)

B社 8時間 外注費:40,000円 + 5,000円~/カット補正無し(別途実費)

C社 3時間 外注費:19,000円 + 6,000円~/カット(最低5カット以上+別途実費)

D社 3時間 外注費:42,000円 5~15カット 補正無し(別途実費)

おおよそ最低でも30,000円から50,000円の費用が発生するイメージですね。

飲食店チェーンであれば、店舗数でこの費用を分配すれば、1店舗当たりの外注費は数千円で済むため投資と考えれば安いものだと思います。しかしながら、個人店や小規模事業者にとれば、この外注費が売上の2~5%に相当するため収益を圧迫する可能性があります。

デメリット②:外注カメラマンの技術や経験値で品質が大きく左右されること

カメラマンの良し悪しもあり、期待通りの出来上がりにならないリスクがあります。以前、知人の紹介でカメラマンを外注したことがありました。もちろんその方が機材を準備してくださり、カメラの使い方もご存知でした。

しかしながら、料理の撮影手法を全くご存知ありませんでした。そのため、撮影に掛かる時間やこちらからの指示無しでは求めるレベルの料理画像を撮ることが出来ませんでした。メリット部分でも少し触れましたが、料理を美味しく撮る方法を知らなければ素人と変わりません。価格のみに外注をした場合、そのような方がメニュー用の料理撮影に来るリスクがあります。

デメリット③:外注カメラマンのスケジュールに合わせなければならないこと

急に撮影を依頼しても売れているカメラマンは物理的にスケジュールを調整できません。本当に付き合いの古いカメラマンであれば、空いている夜中に付き合ってくれる可能性もありますが、長年のお付き合いがあってこそです。

そのため、なかなかお店のスケジュール通りにことが運ばないため、スピード感をもちメニューを改変していきたい場合などは、機会損失が発生する可能性が大きくなります。

まとめ
~メニュー用の料理撮影を外注する場合の2つのポイント~

上記のことを念頭に、カメラマンの外注にお役立てくださればと思います。
ちなみにこのページに掲載している画像は全て社内にて撮影をしたものです。本格的な撮影用の機材を用意できなくても光を当てる方向や被写体を撮影する角度など、いくつかのポイントさえ抑えておけば、A0サイズのポスターに耐えられる解像度でメニュー用の料理を撮影することが可能です。

 撮影を内製化する場合のノウハウをご紹介しています。

バジルチキンサンド

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